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音通堂12期目の挑戦

弊社も無事11期の決算が終わりまして、12期目が始まりました。
思えば東日本大震災を契機に創業した会社ですが、気づけば12年目です。ほんとうにあっという間です。

さて、コロナによるエンタメ業界の波乱も少しずつ落ち着きを見せる昨今ですが、音通堂では新たな試みも密かに計画しています。

最近お問い合わせを多く頂くお客様からのご希望を基に、今までよりエンタメ性のある、ダイナミックな、濃密かつ印象に残るステージ企画を進行中です。

我々にしかできない和楽器ステージとは一体どんなものなのか。またお客様はどういう経緯で音通堂にコンタクトしてくれたのか。
そういったことを細かく分析し、今までよりも更にお客様のニーズに応えられるように鋭意制作中です。

とりあえず直近のテーマとして掲げているのは「わかりやすさ」です。
ステージ内容のわかりやすさ、金額のわかりやすさ、オプション(音響や照明を追加したり洋楽器を追加してみたり)のわかりやすさについては、
音通堂としても毎日のようにHPの分析やお客様からの生の声を聞きながら修正を繰り返してきましたが、それでも「イベントにエンタメを呼ぶ」という
「非日常的な」発注業務というのに中々気が引けてしまうものです。

津軽三味線2名

例えば、「津軽三味線を2人呼ぼう」ということで問い合わせを頂いたとします。
もちろん演奏者2名を派遣すること自体は演奏料のみで可能なのですが、音響機材はどうするのか、どれくらいの広さのポータブルステージを設置すればいいのか、
リハーサルが必要だとか、演奏時間をどれくらいにするのかだとか、様々な決め事が必要になります。

これが上記の「三味線2名の演奏」だけならばそこまで煩雑ではないのですが、音通堂の人気の高い「書道と和楽器のコラボレーション」とか、「和楽器とプロジェクションマッピングのコラボレーション」の場合は様々な決め事をしなければならず、お客様はここにわかりやすさを求めているとすごく実感するのです。

プロジェクションマッピング

もちろん音通堂としてもこれまでの現場でお客様の生の声を聞いてきて沢山の改善を行ってきました。

しかし、コンテンツそのものの複雑さゆえ、またコンテンツの専門性ゆえ、こちらが納得できるほどのわかりやすさを提示できていないのが現状です。

皆様も、例えば車を買うとき、保険に入るとき、インターネット回線を申し込んだときなんかは契約書だのパスワードだのなんだのかんだので頭から煙が出た経験をされたこともあるでしょう。
しかもこういうのって、ただ単に仕組みや説明をシンプルにすればいいってわけでもなく、シンプル過ぎれば本来伝えなければいけないことが伝えられなかったり、
独自の路線で仕組みやネーミングをされると(例えば◯◯コミコミプラスみたいな)返ってわかりずらくなります。

最近になってこれらの問題に「ひとつの答え」が出たような事があり、今はそれを具現化すべく色々と試行錯誤をしているところなのであります。

次回は「和のエンタメにおけるわかりずらさ」をもう一段深掘りしてみようと思います。

和を使ったエンターテイメント、アトラクション依頼は音通堂にお任せください!

弊社は「和」をテーマにしたエンターテイメント性の高いステージ演出、アトラクション制作を行っている会社です。パーティーに一流の和太鼓、津軽三味線、箏(琴)、尺八の演奏家の派遣。エンターテイメント性を高めるために必要な音響、照明、そしてプロジェクションマッピングなどステージに必要な全ての機材、技術を提供いたします。

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