2019年07月17日

ホテル論② メールでわかる宴会場選びのコツ

前回に引き続き、これまで訪れたホテルの中で皆様におすすめしたい場所を紹介しつつ、私独自のホテルへの観点や皆様に注目してほしいことを散りばめながら紹介していこうと思います。


ホテル選定のヒント:連絡の往復と信頼関係

イベント、懇親会など何かホテルを使ったことを計画している時点で一番最初に行うことはもちろん「会場選び」だと思います。

 

こちらの人数が収容できる丁度いい規模か、電車や車からの動線はどうか、料理のボリュームが予算に合っているか、やりたいと思っている余興やアトラクションを行える環境にあるか、、など、色々と選定条件はありますよね。

 

これらは案件ごとに異なるので、「絶対にここを選べ!」ということは出来ませんが、おそらく殆どの方が複数のホテル宴会場から条件や見積もりを取って最終的に選定していると思います。

 

その際、宴会担当者とのやりとりが発生してくるかと思いますが、ここで注目すべき箇所がひとつ。

 

山田の格言2:メール連絡の時はCCを見よ!

 

です!


CCに隠されたホテルの体質

相手方のホテルと連絡を取っているうち、担当者からのメールに複数のCCがついている場合があると思います。
このCC、一見すると自分の担当者以外面識がない方が載っているかと思いますが、このCCの羅列が相手方にとって横のつながりなのか、縦のつながりなのかが後々大きな意味を持っていきます。

 

横関係のCCのみがついている場合はチームであなたの作業にあたっていることを意味し、縦関係のCCがついている場合は担当者個人が取り仕切っている場合が多いです。あくまで一般論として。

 

この場合、圧倒的に信頼できるのは、実は「縦関係のCC」といえます。

 

それはなぜか。ホテルの常設設備やメニュー関連の資料を集めているうち、横つながりのチームでは絶対に決裁できない事柄や、別の専門スタッフに回答を委ねないと判断できない事案が発生したときのリアクションが「縦関係のCC」のほうが圧倒的に早いからです。

 

もちろん、横関係のCCの場合でも既にどんなお客様の要望にも答えられるように準備した上で組織しているので心配ない、リアクションも早いという事例もあるでしょう。しかしそれは私の経験では少数派です。

 

また、横関係のチーム相手にメールや相談をする場合はタイミングによって担当者がコロコロ変わることがとても多いです。
しかもチームで情報が共有されてなかったりします。これはホントにあるあるです。

 

自分の担当者に対して同じメールや資料を決済権のある「縦関係の人」が見ているほうがリアクションが早いです。
ホテル側はお客様から予約を取り付けるために、いかに迅速なやりとりをする必要があるかを知っている必要がありますし、それが出来ているホテルを客は選ぶと思います。

 

何故ならイベント実施当日でさえこの「ホテル側の組織編成」はあらゆる項目に影響を及ぼすからです。

 

そんな中、窓口担当を1名に集約させて結果を出しているホテルがあります。それがこちら。


いいホテル②:八芳園

八芳園は宿泊設備がないのでホテルではなく、結婚式場、宴会場として利用することができます。
なので「いいホテル」と書くと語弊があるかもしれませんが、宴会場を運営しているという点でここでは無理やり広義の「ホテル」として定義します。

 

さてこの八芳園、我々音通堂は過去何度お世話になったことか、覚えてないほどよく訪れます。
近所に引っ越そうかとも考えたほどです。
なので施設、設備の細かいところまで熟知しています。


担当者が一人の八芳園

八芳園と連絡を取るとき、基本的に宴会担当者の方は一人です。
全ての窓口を一人でこなすんですね。

 

え、そんなの無理でしょ?と思いがちですが、八芳園の場合はシステムが素晴らしいのです。

 

お客さんと直接やりとりするのは1人でも、バックには様々なチームが連携して動いています。
なので、担当の方が知りえない情報を客側が欲しがったとしてもリプライが驚くほど早いのです。
以前私が担当者の方へ連絡してプロにしかわからない音響設備の確認を取ったのですが、「担当と確認します」と言われ電話を切った30分後にはこちらの欲しい情報が資料付きでメールで送られてくるなど、びっくり仰天の対応を受けた経験があります。
時は金なり!
こういうときはスピードが結果に直結します。
そして相手への信頼感にもつながってきますよね。


百戦錬磨の経験

上述したとおり、八芳園は結婚式や宴会場運営が主な業態ですので、こと宴会の運営に関してはスーパープロフェッショナルです。
お客さんがこんな質問したいんじゃないか、みたいなよくある懸案事項については先回りしてしっかりと対応してくれます。
さすが「都内三大宴会場」と言われるだけあります。
八芳園はもちろんサービスの的確さやスピードに関して他の2大宴会場を凌駕しています。

 

宴会担当にはめずらしく、八芳園では女性の担当者が多く活躍されています。
どなたも比較的若いにもかかわらずとにかくいい仕事してくれますよ!


豪華な価格設定に躊躇しがちだが。。。

言うまでもなく八芳園は都内一流の宴会場です。
一流なだけに、会場費、料理、備品類にかかる予算もやはり一流クラスです。

 

しかしながら、ここだけの話、八芳園より高いにも拘わらず設備や料理が二流の所なんてたくさんあります。
特に料理の差はわかりやすいですよね。八芳園で出される料理はとびきりおいしいです(ちょっとしか食べたことないですが)。

 

東京近郊には、ただ歴史があるとか、ただ名前が広く知られているからというところに胡座をかいて殿様商売をしている所もあったりします。この金額払ってるんだからこのくらいのサービスは当然だ!と思う方もいるかもしれませんが、当然のことをしっかりと出来るって意外と少なかったりします。あくまで経験則ですが。。

 

2019年07月16日

ホテル論①「いいホテル」「悪いホテル」その条件とは

音楽や和楽器、イベントや余興などとは少し違ったジャンルの話になりますが、皆様のお役に立てるような内容かもしれないということで、今後何回かは「ホテル」の話をしようと思います。
主に東京圏のホテルの話になりますが、出張や旅行で東京に滞在する予定の方も、是非楽しんで見て頂ければと思います。

私は年間50以上のホテルを訪問し、それを8年間続けています

音通堂が受注するイベントや余興での和楽器演奏の殆どはホテルの宴会場で行われます。
宿泊での利用がメインのお客様にはあまりピンとこないかもしれませんが、大きなホテルには大抵宴会場があり、そこでイベントや懇親会などが行われます。

 

この「ホテル宴会場」を我々は主戦場にしていますが、8年も様々なホテルに通っていると、ホテルごとの風潮というか、文化というか、裏の顔というか、そういったものがよくわかるようになってきました。
それらの経験から、「このホテルは最高だった!」というものを皆さんと共有したいと思いました。
せっかく利用するなら少しでも「いいホテル」を利用して頂き、滞在の質を上げてほしいじゃないですか。


いいホテルの定義

ここでは、いいホテルの定義は「従業員の方たちのサービス」と「設備の充実度」の2つを以って「いいホテル」とします。
部屋や食事などの滞在に関する項目は除外します。なぜなら我々は年間50件のホテルに行くにも関わらず、宿泊することはないからです。(40-50分で家に帰れてしまう)

 

なので宿泊関連の事(部屋とかベッドとか)はわかりませんので除外します。
あくまで、サービスと設備つまりは、言い換えれば「人とシステム」がいいホテルの条件として影響してると思います。

 

早速、実例を持ってきましたので、様々な論点も時折説明しつつ紹介していこうと思います。


いいホテル①「第一ホテル東京」

公式HP:https://www.hankyu-hotel.com/hotel/dh/dhtokyo/

 

阪急阪神第一ホテルグループが経営する、新橋駅徒歩2分の場所にあるホテルです。
都内近郊も含めて6つくらいあるのですが、今回は新橋にある第一ホテルのお話。

 

音通堂では箏演奏をメインに2-3回お世話になっております。

 

インターネットによると安いタイミングであれば16,000くらいから宿泊できるようです。まぁ、超高級ホテルほど高くはないものの、格安ホテルではないです。
ただ、こちらのサービスは5つ星ホテルをも凌ぐ超一級品なのです!

 

まずは、ロビーや廊下、エレベーターホールなどに配置されている従業員の方の数が他のホテルより明らかに多いです。
そして彼らはお客様がロビーに入るなりすぐに声をかけ案内してくれます。
そしていつもニコニコしていてアットホームな感じがします(ホテルによってはめっちゃギスギスしている所もある)。

 

そんな第一ホテル東京ですが、ここで音通堂の私山田が皆に覚えてほしい格言を紹介します。

 

山田の格言その1:ホテルの質の全てはベルボーイを見ればわかる!

 

です!


ベルボーイはホテルの顔

ベルボーイとは、ホテルの正面入口で車で来たりタクシーで来たり、歩いてきたりしたときにドア前に立って車を誘導したり駐車サービスをしてくれる人のことです。ベルボーイと書きましたが、女性もいます。

 

このベルボーイ!ホテルによって全然質が違うんです。これほんとに。
では、質が高いベルボーイというのはどういったベルボーイなのか。

 

本来ベルボーイというのはホテルの花形の仕事ではありません。まだ入社して間もない年齢の人がいたり、研修中と思われる外国人の方が従事されていることもあります。殆どのお客さんは彼らベルボーイの愛らしい笑顔の挨拶を無視してホテルに入っていくことでしょう。夏は暑い、冬は寒い、雨にはあたる、虫には食われる、なかなか過酷な現場ですね。

 

しかし「ベルボーイはお客さんが一番最初に出会うホテルスタッフ」だということをしっかりと把握して、意識高く仕事に励んでいる、またはそういった教育システムが完備されているホテルもあり、今回紹介している第一ホテル東京はまさにそんなホテルだと思います。

 

ベルボーイが素晴らしいといっても、はて何処が素晴らしいのか。これには私が独自に設定したレベルがあります。

 

まず、ベルボーイとしての仕事が出来るというのは最低限のミッションなので、これはレベリングの対象外とします。そのうえで優れたベルボーイを判断するには以下。

 

Level
1:屈託のない笑顔とホスピタリティ精神で爽やかに迎え入れてくれる。客の困ったこと(重い荷物の運搬や近隣の道案内)に経験と知識をフル活用して対応してくれる人。

 

Level
2:その日館内のどこでどのようなイベントが行われているかを全て把握、事前に提出された車のナンバーなどを元に迅速に館内の目的地まで案内してくれるスーパーベルボーイ。

 

Level 3:ベルボーイとしての尊厳とオーラを纏った、ロータリーで一人輝いている人、もはや神。

 

初めて第一ホテル東京にお邪魔したときは、ちょっとした小さい音響機材を持って館内に入ろうとしたときに、(恐らく神レベルの)ベルボーイが「音通堂様ですか?」と聞いてきて、そうですと答えるとその日開催されるイベント会場まで案内してくれました。
これは神がかってすごいことです!
今日のとあるイベントに業者として音通堂という会社の人が来る、その人は少量の音響機材を持ってくるということを宴会担当者の職員の方と密な連携がされている。私は一気にこのホテルのファンになりました。両親が上京してきた時には絶対勧めようと思いました。

 

サービスの質はシステムで構築する

私たちがとあるホテルに入れば「今日はどちらの御用ですか?」と聞かれるのが普通です。
大きい楽器や機材を背負ってたら怪訝な顔つきでロビーの端っこに行かせようとする案内係の人もよくいます。
音通堂の名前も「音響堂」とか「普通堂」とか間違って連呼されることも1度や2度ではありません(すみませんね覚えにくくて)。

 

思うに、ホテルマンは接客のプロですから、感じの悪い人に出会うことなんてそうそうありません。
ただ、本当に質のいいサービスというのは、感じのいいホテルマン個人のちからによるものではなく、連携や共有を主体としたシステム構築が結果につながっていると思います。

 

デイビッドアトキンソン氏の著書にも「おもてなしとは感情ではなくシステムであるべき」と書いています。本当そのとおりだと思います。

 

第一ホテル東京では、宴会担当者を中心としてその宴会場以外のチーム、フロント周りやベルボーイに至るまでもしっかりとブリーフィングによって情報共有し、最大限のサービスを実践するというシステムが出来上がっていると思いました。

 

また、ここでは多くは書きませんが、当日利用させて頂いた余興の準備に関しましても本当によく手助けを頂き、私達業者といい仕事をするその向こう側にお客様の満足度を上げるという最終ゴールをしっかりと見据えているのだなと、いたく関心しました。

 

仕事柄旅行業界関係者には多くのつながりがあるので、おこがましくも当ホテルの素晴らしさについては宣伝していこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

2019年06月30日

東京の太鼓プロ奏者の現状

東京では古くから「助六太鼓」の名で親しまれている和太鼓ですが、全国津々浦々にそれぞれの太鼓文化を持ち、どの土地の演奏を見てもとても素晴らしいのですよね。和太鼓プロ奏者はそれぞれの土地のルーツをそれぞれが持っていて、演奏者の打ち方の違いを見るのもとても楽しいものです。今日は東京の和太鼓奏者のプロについてお話してみようと思います。

太鼓プロ奏者の種類は大きく分けて2種類

主にチームに所属して演奏するタイプの奏者、個人名義でユニットを組んで活動する奏者の2パターンがあります。

チームの場合はそのプロチームに所属した時またはそこで本格的な活動を開始したとき、個人名義の場合は「今から僕はプロだ!」と宣言した瞬間、太鼓打ちはプロ奏者になります。

それぞれにメリットとデメリットがあるのでそれを紹介します。


 

チーム所属で活躍する太鼓奏者の演奏活動

チームに所属している、もしくはチームとして活動しているプロ和太鼓奏者は基本的に公演活動や教育活動を軸にしながら客演活動(イベント、お祭り等)をしています。

 

もちろんそれぞれのチームによって事情は異なると思いますが、運営陣が活動の方針を決定しメンバーがそれに従う傾向にありますので、原則としてチームで動きます。

大きなチームになると活動の種類や属性別にメンバーが配置されたり、運営や財務、広報などを兼務することもあるようです。

チームとして活動することのメリットは運営母体の基盤を整えやすいこと、ある程度安定した需要があることなどが挙げられると思いますが、あくまでチームとして行動するため演奏者個人の名前が浸透しにくいといったデメリットがあります。


 

個人名義で活躍する太鼓奏者の演奏活動

一方、個人名義で活動しているプロ太鼓奏者の場合、客演活動を軸にしている人が多いです。音通堂のプロ奏者たちがこれに当てはまります。他の個人名義で活動している奏者とユニットを組んだり、自分の名義で生徒さんを集めて教室を開いたりしています。

自分の腕ひとつで商売をするわけですから、非常に柔軟性があるところが最大のメリットです。

 

客演の案件によって自由に人数を調整したり、他の楽器とコラボしたり、自分自身の叩き方を追求して「自分流」を創設できたりと、その全てが自由です。

しかしこのスタイルは一般的なミュージシャン、タレントなどと同じで個人事業主ですから、収入が安定したりどこかの団体が守ってくれることはありません。楽器の管理も移動の手段も全て自分自身で完結させる必要があります。


 

演奏人口はダントツトップ!

他の伝統楽器に比べるまでもなく、和太鼓を演奏する人は全国にたくさんいます。

これはあくまで僕個人のフェルミ推定ですが、プロアマ問わず太鼓の演奏に日常的に関わっている人は100万人を超えていると思います。

箏の10万人に対してこれは凄い数字ですね!

ちなみに日本で一番人気の楽器はギターで、その人口は650万人程度だそうです(ヤマハ調べ、インターネットより)。


 

太鼓のプロ奏者は少ない

演奏人口に対して和太鼓プロ奏者に限定するとその数は一気に減ります。

恐らく日本全国でプロ太鼓奏者というのは1,000人に満たないのではないでしょうか(個人的推計です。間違ってたら訂正します)。

仮に1,000人だとして演奏人口の0.1%、ギターのプロは確実に1.5万人以上いるでしょうから割合でいうとその半分程度です。

プロが少ない原因は色々あると思いますが、特に個人名義のプロは太鼓を買い揃えたりそれを収納するスペースや移動手段を確保するのにかなりの初期投資を必要とするので、そのハードルを超えるのが厳しいというのがひとつあると思います。


 

太鼓業界は成長余地にあふれている!

国内海外問わずニーズは確実に増えていくと僕は思っていますので個人名義の太鼓奏者は忙しくなっていくと思います。

チームの活動も東京においては有利だと思います。

楽器のプロ奏者(とくに和楽器プロ奏者)はゆるやかに増減するもののいきなり増えたりはしないので、今後も和太鼓プロ奏者の人手不足は続くでしょう。

AIや機械に取って代わられる心配もありません。これからは体験や遊びにお金と時間が集中する時代です(ホリエモン節)。

音通堂のお仕事でもここ数年ずっと太鼓の需要は一定して増えており、若手奏者の発掘と育成に力を入れていかなければいけないという危機感、そして将来への希望は日々募っています。しかし、、、


 

太鼓演奏NGの会場が増えすぎ!

せっかく太鼓の演奏を見たいのにホテルの宴会担当者がNGを出してきた!といった話は最近本当に多いんです。

たしかに和太鼓は相当大きな音と振動がありますから屋内でやる場合は周りへの配慮が必要だというのはよくわかります。

しかし、最近はどこもかしこも「太鼓無理!」状態です。

これは太鼓奏者のみならず、太鼓演奏を楽しみにしている国内外のお客様への機会損失だと思います。どうにかしたいのですが、ホテルや宴会場のみなさん、どうにかなりませんかね?


 

まとめ

東京圏の和太鼓奏者の現状をまとめてみました。

最近は外国人のお客様に和太鼓を体験して頂くコーナーが音通堂ではとても人気です。

外国人の招待パーティーを考えてる方へ、余興のひとつの提案として考えてもらえたら嬉しいです!

 

和太鼓演奏家ページはこちらから

和太鼓

 

2019年06月18日

余興 生演奏 ジャンル別傾向をまとめてみた

音通堂は和楽器の出張演奏をしている会社ですので「和楽器」とか「太鼓」とかのワードで検索すると検索結果で上位に入るのですが、最近はこれらの単語を抜いた「余興」とか「生演奏」というワードでもだいぶ上位に食い込むようになってきました。

さらに「音通堂Youtubeチャンネル」はまもなくチャンネル登録者数が1500名を突破します。
元々はユーザーを楽しませるとか、和楽器を世界に広めるとかそういった目的ではなくクライアントへの資料提出用として撮り溜めていたものを公開する意図があってのことで、未だに広告はつけてないのですが、単に和楽器の音色を楽しむために毎回見て下さるユーザーの方も増え、これはこれでとてもありがたいことであります。

というわけで最近イベントやパーティーなどで生演奏をしているうちにクライアントの業種やジャンルによって「刺さる」演出が見えてきたのでそれを紹介しようと思います!

音通堂チャンネルは下記のバナーからどうぞ。

ヨウツベbana-3

 

海外インセンティブ系の傾向

和太鼓×津軽三味線 生演奏の他乾杯後の賑やかしや和太鼓体験も

和太鼓×津軽三味線 生演奏の他乾杯後の賑やかしや和太鼓体験も

簡単に言えば海外からの社員旅行のようなもので、仕事で優秀な成績を収めた方を引き連れて日本に滞在する際にパーティーや懇親会を行うというスタイルです。音通堂はここに和楽器演奏でお呼び頂く事がとっても多いです。

主にグローバル企業の日本法人の担当者、もしくは日本の旅行会社のアテンドの方が音通堂の直属のクライアントです。

海外から旅行目的で来られるので、ホールにはもちろん殆どが外国人です。
人数は100名前後であることが多く、少ないときは10名前後、多いときは1000名を超える団体さんもいます。

彼ら(というより彼らをアテンドするクライアント)は、日本らしさを体感したい、させたいと強く考えています。
海外インセンティブ系のお客様への演奏や演出は小細工一切ナシのしっかりとした和楽器演奏が一番「刺さり」ます。
そして素晴らしい演奏をするためには研ぎ澄まされた演奏者の「腕」がなによりも重要!
音通堂の精鋭達が存分に活躍できるステージでもあるのです。

 

国際学術会議系の傾向

津軽三味線オープニング演奏

津軽三味線オープニング演奏

お医者さんの集まりだったり、研究者の発表会を大きな国際展示場(東京ビッグサイトや幕張メッセなど)で行う場合に余興やアトラクションを入れるケースです。
上に書いた海外インセンティブと似ていますが、こちらは日本人の割合が一定数あり、彼ら日本人が海外からのお客様をおもてなしするといった構造があります。

よって私達のクライアントはアトラクションの幹事さんやイベント制作会社の方、病院や研究所の職員と打ち合わせをすることが多いです。

大きな国際展示場でパフォーマンスをするケースと、近くのホテルでアットホームに懇親会をするケースと分かれますが、基本的な需要は海外インセンティブ系と同じで「海外から来た方に日本らしさをアピールする」のが目的であることが多いです。

会場が広くなりがちなため、大人数(4〜8名)で演奏する編成や、音響や照明を豪華にしてステージに高級感を演出することを提案します。お客様は多国籍である場合が殆どですが、どの国の方もめちゃくちゃ知的好奇心が高いので、和楽器演奏には食い入るように楽しんで頂けます。

 

VIPおもてなし系の傾向

パーティーアトラクション派遣

お出迎え演奏

政府筋、財界、富裕層のプライベートなど、VIP系の日本滞在に際して演奏を依頼されるケースです。
音通堂の強みはここにあります!
演奏者の服装、礼儀、立ち振舞など演奏に直接関係ないところでも、場所が場所であれば目につくこともあります。
超がつく高級ホテル、料亭、会員制クラブ、大使館などにスウェットで赴く人は普通いませんよね?
音通堂の演奏者たちはしっかりとしたマナーでVIPに最高の時間を過ごしてもらえるように訓練されています。

VIP系の集まりで演奏する場合、お客様の数はさほど多くありません。少なければ1ファミリーくらい、多くても50名程度ですので、演奏者の人数も2名程度にしてゆっくりと楽しんで頂きます。
他ジャンルでももちろんそうですが、VIP系は特に「どれだけ先回りできるか」がポイントです。

クライアントに指示された楽器を支持された時間行えばいいのではなく、大幅な演奏開始時間変更に対応できるように準備したり、曲数がいきなり増えても対応できるようにしたり、事前に会場の下見に行って動線をチェックしたりと、演奏に必要な下準備を確実に行い何が起こっても想定出来る状況にしておきます。

 

国内企業周年記念系の傾向

和楽器エンターテイメント演出・音通堂

和楽器エンターテイメント演出・音通堂

企業の周年記念のイベントは、国内企業の場合はお客様の殆どが日本人です。
○○周年を記念して、その会社が取引先や国会議員の方を招いて懇談するというのが主旨です。

私達は周年記念行事を任された社員の方を直接のクライアントとし、様々な提案を行います。
社内の方が社外の方を招くイベントですので、最終的なお客様は社外取引先の方や議員などの来賓の方となります。
ここがとても重要です。

周年記念ではこれまで様々な提案をしてきてどれも千差万別ですので傾向を述べるのも難しいのですが、共通項があるとすれば「いつもと違う」がほしい!という方が多いことです。

普段新年会やキックオフなどでホテルの宴会場を使って行うパーティーとは一線を画する、まさに会社のイメージ作りそのものを周年記念で行いたいと気合の入った会社が多いです。そりゃ10年とかに1回の大きいイベントですから、鼻息も荒くなります。

その鼻息、もらった!!!

ステージや会場の雰囲気作り、大掛かりな演出等は音通堂の得意分野です。
打ち合わせに行くスタッフが全ての知識を網羅しているので話が早いです。最低限の人数、コストで最大限の効果を産める派手でかっこいい演出を、そしてホスト企業のイメージアップを最大化できる仕組みを作っていきます。

 

行政イベント系の傾向

津軽三味線 出張演奏

津軽三味線

音通堂は東京にありますが、東京の行政主催のイベントにもある程度の共通した傾向があります。
一言で言えば、「老若男女を相手とせよ!」ということに尽きます。
外国人であれ日本人であれ子供であれ老人であれ、みんなが楽しめる和気あいあいとしたステージを行政は望みます。

もちろん全部がそうではないですが、税金を使ってイベントを組むので皆が楽しくないと駄目ですよね。
でも「皆が楽しめる」って、とっても難易度が高い要求なのです。

こんなとき、音通堂は「しゃべりの上手い演奏者」をアサインします。
お客様と会話をするように演奏会やイベントに臨みます。

よく「演歌をカバーしてほしい」「アニメの曲をやってほしい」という依頼もありますが、楽器の特性を殺すのであくまで「箸休め」の枠で演奏します。演歌やアニメよりも、和楽器の本質に触れてもらい、伝統音楽の楽しさを笑いを交えながら体験してもらったほうが絶対に思い出に残ります。

 

まとめ

このように、一口にイベントやパーティーといってもお客様の属性によって規模も目的も違うわけですね。
我々は生演奏によってお客様を楽しませるために存在しているので、どんな場所に行ってもお客様を満足させなければいけません。
音通堂は今月から8期目に突入し、ひとつの目標である10期が見えてきました。
こうして日々積み上げて来た経験を皆さんのお役に立てるようにアウトプットしていきます!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

株式会社音通堂

134-0085 東京都江戸川区南葛西2-2-8-702

03-6875-4541 (代表)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

2019年05月31日

余興をより価値の高いものに! 事前準備でこんなに違う余興のあれこれ

「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」

 

という孫子の兵法の有名な一文ですが、これは余興やイベント・パーティーにも言えることで、ざっくり言ってしまえば「とにかく準備しよう!」ということなのです。

 

余興をするための準備はたくさんある

といってもクライアントはそもそも何を準備すればいいのかわからない、といった場合もあります。
だからこそ音通堂が全て準備します。もしくは準備してほしいものを提示致します。
つまりこの「準備」というのは我々音通堂の話。

準備その1:クライアントが求めているコンテンツを知る

 

お問い合わせの段階で「三味線2名で演奏してほしい!」とか「和太鼓と書道をコラボしてほしい!」といった具体的なイメージがなくても大丈夫です。余興なのかオープニングの演出なのか、迫力感や荘厳感などのイメージはどうか、どんな客層を満足させたいのか、何人くらいの規模なのかなど、様々な事情を知った上で最適な提案をさせて頂きます。

準備その2:会場の環境を知る

 

会場によって常設備品の量や質はもちろん変わってきます。
かなりセンシティブな音響機材が必要な演奏をする場合は細かい操作が可能な音響機材があるかどうか。派手な演出をしたい場合はしっかりとした照明設備があって操作できるスタッフの方がいるかどうか。リハーサルをする時間を取れるかどうか。ステージのサイズや高さは確保されているかなどを事前に確認します。

 

準備その3:演奏者・パフォーマーとゴールを共有する

 

打ち合わせに演奏者本人が居合わせることは基本的にありませんので、演奏本番に対して決まったことや流れの説明、出してほしい雰囲気などをしっかりと演奏者本人に伝える必要があります。
意外とここで運営と演奏者に情報の齟齬が生じたりします。
余興の運営をする人は楽器や音楽のことに知識がある人とは限らないので、どうしてもイメージがズレてしまうことがあります。
しかし、運営も全員がミュージシャンの音通堂にはこうした心配はいりません。
ガチガチに進行を決めて作り上げたほうがいい場合と、演奏者にある程度自由に選曲、演奏させたほうがいい場合を見極めて判断し、演奏者やパフォーマーに指示を出します。

 

準備その4:会場入りしてから本番までの流れをコントロールする

 

どんな演奏者でも本番当日は気合が入っています。
中途半端な準備で適当に終わらせるような演奏者は少なくとも音通堂にはいません。
なので、当日の演奏者のマインドは通常よりも神経質になりがちです。
私もイチミュージシャンとして経験がありますが、例えば大型ショッピングモールや複合商業施設で演奏する場合はどこから入ればいいのかわからなくて右往左往しているだけでストレスになったりします。
搬入口や控室までの経路、タイムスケジュールの確認などをしっかり頭に入れてクライアントと演奏者の間に入り、細かいところをマネジメントしていきます。

 

準備その5:失敗やアクシデントに備える

 

どんなに綿密な準備をしていても上手くいかないことが突然起こるのが人間の業というものです。
照明機材の使いすぎで会場の電源がショートしたりとか、少し配線を引っ掛けて線が抜けて音が出なくなったりとか、予定していた時間と全然違うスケジュールで演奏せざるを得なくなったとか、このような経験はいくらでもあります。
なので気合を入れて本番に臨む姿勢はもちろん必要ですが、何事にも動じない冷静な側面も必要です。

 

準備は日陰の仕事

 

誰からも見られず評価されづらいのが準備段階の負の側面ですが、ステージでライトを浴びるミュージシャンですらその何倍もの時間を事前の準備に費やしています。
そして準備に費やした時間は確実に結果につながることを我々は知っていますし、これらをもとに蓄積された経験は財産になります。
クライアント各位にはこの経験を活かしてこれからも良い提案ができればいいなと思います!

 


 

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