演奏依頼・アトラクション~和のエンタメ~における「わかりずらさ」演奏内容編
前回は演奏のステージを影で支えるテクニカルについてのお話をさせて頂きました。
今回は演奏内容についての「わかりずらさ」についてお話しようと思います。
私たちは和楽器演奏や和のコンテンツに関するステージを提案し、ステージで和楽器演奏や書道などのパフォーマンスをするのですが、そもそも演奏内容について「よくわからない」とか「難しい」という理由で依頼を忌避されることも多いと聞きます。
確かに歌手やオーケストラ、お笑いやマジックなどはテレビなどで目にしやすいから依頼する前の段階で結構イメージがはっきりしていると思います。
それに比べて和のエンタメについてはパっとイメージできないこともあるのではないでしょうか?
そういった方々のために、過去音通堂で実施した事例を(可能な限り)Youtubeで見られるようにしているのですが、多分それを見れば「どんなことをやっているのか」は分かるんだと思います。
しかしそれでも「わからん」という方もいます。動画を見ているにもかかわらずです。
聞いたことも見たこともないパフォーマンスだとしても動画さえ見ればどんなことをやっているのか分かるはずです。ではこういった方々は何にたいして「わかりずらい」と言っているのでしょうか?
それはずばり「やってる内容はわかるけど、これが楽しいのか、観客にウケるのかがわからない」んだと思います。僕はこのことに気づくのに途方もない年月を要しました。
考えてみれば当たり前です。津軽三味線の演奏にしても、箏と尺八の演奏にしても、和太鼓にしろ書道にしろ、それにプロジェクションマッピングが施されていようと、初めて見るものなのだからよくわからない。動画を見た人は直感的に良いとか悪いとかを判断できるが、お金を払って余興で演奏してもらって本当に盛り上がるのだろうか、と心配するのはとても理解出来ます。
しかしこの辺は心配ご無用です。このHPで問い合わせをしようか悩んでいるあなたの感性は間違っていません。なぜなら「100%盛り上がる」からです。
音通堂12年の歴史(浅っ!)の中で行われた数多あるステージの中で、お客様の不評を買ったことは一度もありません。
必ず値段以上の仕事をします。これは自慢ではありますが、一方で事実でもあるのです。
もちろん和楽器はどんな演奏もできるように器用に設計された楽器ではないので、演奏内容に制約があることは事実です。(例えば有名なポップスとかのカバーはとても苦手)
なので事前にそういったことも説明しつつ、なんの集まりなのか、お客様は何人くらいいるのか、年令や性別はどんな層かなどをヒアリングした上で一番盛り上がる演奏をします。
和楽器だから外国人にウケがいいと思っている方は多いと思いますが、それは確かにそのとおりです。しかしだからといって日本人にウケが悪いわけではありません。
日本人、外国人問わず、年齢や肌の色も関係なく、すべての人が盛り上がり、感動し、楽しめるのが和楽器や「和のエンタメ」の魅力です。
新年会や表彰式のあとの懇談会では一番盛り上がる和太鼓演奏はどうでしょう?
VIPのおもてなしのためにお食事中の箏の生演奏はとても高級感があります。
式典やレセプションのオープニングでは津軽三味線や書道パフォーマンスがおすすめです。
これにプロジェクションマッピングがあれば派手好きな中国の方々は大喜びです。
(プロジェクションマッピングも格安でやってます)
我々は過去事例を基にYoutubeで「和のエンタメの素晴らしさ」を発信しているつもりではありますが、これが和楽器演奏や和のエンタメの良さを発信する一番の方法なのかはわかりません
し、他の方法も模索しながらもっと多くの方に日本伝統のアトラクションを選択肢に入れて欲しいと思っています。
和楽器奏者の演奏家派遣・出張演奏
弊社は和楽器演奏家をイベント、パーティーなどに派遣する業務を承っております。日本の伝統楽器である和楽器の生演奏をアトラクションやオープニング演奏として活用してはいかがでしょう。和楽器の演奏依頼は音通堂にお任せください。