派遣で呼ぶならどっち?和太鼓と三味線比べてみた
迫力ある和楽器の演奏を楽しみたいとき、それなら和太鼓奏者を選択肢に検討しているあなたはセンスがあります。
屋内で観客が400名程度であればマイクもなにも必要なく驚くべき迫力とダイナミックなステージを楽しむことができます。
しかし、実は津軽三味線にも迫力があることをご存知ですか?
右手のバチでバンバンと弦を叩く奏法で有名な津軽三味線も、和太鼓に引けを取らない迫力を演出することができます。
そこで、和太鼓と津軽三味線のどっちがいいのか、メリットとデメリットを比較してみたいと思います。
・音量の圧力
迫力ある演奏には音量が大きく関わってきます。
和太鼓はおそらくあなたが思っている2倍くらいの音量で包み込んできます。
和太鼓と津軽三味線をマイクなどを通さずに演奏したとき、音量は圧倒的に和太鼓のほうが大きいです。
しかし、その大音量さがゆえ、和太鼓演奏をNGとしている会場もまた多いのです。
ホテルの宴会場で和太鼓演奏をしたとき、上下3階分のスペースで和太鼓の音はまるで地響きのように伝わります。
これが原因で「他のお客さまの迷惑になる」という理由で和太鼓演奏が不可である場所も結構あります。
一方、津軽三味線は生音はそこまで大きくありませんが、音響設備で迫力を演出することができます。
色々な場所で音量を調節することができますから、場所を選ばないという点においては津軽三味線のほうが取り回しがいいです。
結果:音量は太鼓も三味線も同じくらいにできる。太鼓は生音が大きいので演奏できる場所が限られる
・人数による迫力
和太鼓は音量ももちろんですが、動きで魅了する要素も大きいです。
特に人数が多ければその分奏者はフォーメーションのように華麗な動きで観客を魅了しますからステージが大きい場合は
演奏者の数も多いほうがより迫力が増します。
この点、津軽三味線は太鼓ほどの大きな動きはしませんから、人数を単純に増やしたからといって迫力が増すわけではありません
結果:動きで魅せる和太鼓のほうが人数による迫力を演出できる
・ステージの取り回し
和太鼓の場合、たとえ演奏者が2名だったとしても使用する太鼓は6台にも7台にもなります。
たとえば宴会やセミナーのオープニングで和太鼓のパフォーマンスをした直後にCEOの挨拶があり、瞬間的にステージから全部の
和太鼓を撤収しなければならない時、どうしても時間とマンパワーを必要とします(太鼓7台で30秒くらい)。
これが津軽三味線の場合は演奏者とマイクを撤収させれば済みますからステージ転換は一瞬です。
結果:短時間でステージ転換させるなら津軽三味線が有利
・和太鼓と津軽三味線を組み合わせた場合
太鼓の生音に合わせて津軽三味線の音量をマイクで調整します。
和太鼓2名と津軽三味線2名の合計4名で演奏するパターンは音通堂で最も人気のあるパフォーマンスです。
ステージ転換もあまり時間はかからないですし、音量でもメロディでも観客を魅了することができます。
結果:太鼓と津軽三味線の組み合わせで優勝
海外のお客様を招いたイベントの場合、少しでも多くの和の文化に触れてほしいと思いますので、会場のサイズや観客の数なども考慮して
是非一緒に最適なステージを考えていきましょう。
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