2016年10月05日

イベント演奏 料金について

今日はかねてよりお問い合わせの多い演奏料についてお話したいと思います。

 

音通堂に演奏依頼される場合、演奏料は「一律料金」で、さらにHP上で明示しています。
料金のページはこちら
http://on-tsu-do.com/menu

 

演奏料についてはHPをご覧いただければと思いますが、今日は「なぜその金額なの?」という多くの疑問にお答えしようと思います。

和楽器演奏者は絶滅危惧種!?

プロミュージシャン(演奏家)の総数ははっきりとした数字がありませんが、2000年のデータによると22,000名程度だそうです。当時に比べると音楽業界の市場規模は縮小してますから、恐らく現在はその半数程度、10,000名前後だと思います(プロダクションやインペグ、協会などに所属。フリーランスを除く)。このうち和楽器奏者の占める割合は多く見積もっても600名程度。プロミュージシャン全体の5%くらいしかいません。しかもこの中には音通堂が定義するプロの枠外の演奏家も含まれています。これに関しては後述しますが、洋楽器奏者と比べて希少性が高いということは、市場の法則に従って演奏者1人ひとりの値段の相場が上がります。あくまで私の経験ですが、洋楽器奏者の2〜2.5倍くらいが和楽器演奏依頼の相場です。

 

やみくもな値段設定ではなく、全体の市場を見て価格設定をした結果現在の金額となっていますが、ここ数年は需要の高まりがあり、今後和楽器奏者の料金は上がるでしょう。現状音通堂では演奏者の仲間達の協力のおかげで、設定しうるギリギリの金額で運営させていただいています。

 

そして、和楽器奏者の世界では深刻な後継者不足問題があります。競技人口なる「演奏人口」は1980年代をピークに減少を続けています。これは和楽器の世界特有の「家」制度の行き詰まりが一番の要因です。かつてのお家は完全ピラミッド社会で、その枠内だけで演奏者の経済活動が完結していました。しかし今は演奏人口減少に伴ってシステムが時代に合わないため、若手が既存のビジネスモデルにメリットを感じない、つまり頑張って稽古して名を上げても「食えない」実情があるのです。そうするとプロとして生計を立てていきたいと思う若手は減ります。洋楽器奏者と同じく、音楽市場の大海原で名を上げるしかないのです。もちろん全ての和楽器奏者がこのような状況にあるわけではありませんが。事実東京藝術大学の邦楽科では定員割れを起こす専攻科目もあり、また日本舞踊や箏山田流など存続の危機を噂されるものもあります。あくまで噂ですけどね。

音通堂はなぜ「一律料金」なのか

 

殆どの演奏者派遣会社やプロダクション、インペグは演奏者の価格を明示していません。また表記があったとしても「2万円〜15万円(条件による)」など意味のない数字が目に付きます。これは「数字を曖昧にして先方の出方を伺い、取れる時はガッツリ取る」というヨコシマな気持ちの表れなのではと思います。もちろんこれは個人的な意見で、全ての同業者がそうであると言っているわけではありません。それぞれに事情や慣習がありますからベストだと思える事は企業によって違うのは当然です。
ただ、数々のお客様とのコミュニケーションの中で、クライアントが一番知りたいのは「お金」の話なんです。まぁ当たり前ですね。ですからお客様が一番知りたい情報を簡単にわかりやすく説明するのは企業として当然の行為です。まずこれが一つ。

 

そして音通堂では「プロとして活躍するに値する素晴らしい演奏家」のみと一緒に仕事をしています。音通堂運営陣は全員が音楽業界で長いキャリアを持ち、演奏家や作曲家、音響、照明オペレーター、舞台監督などを経ており、その目線から演奏家を厳選しています。私たちと一緒に仕事をする演奏家は同じステージに立ち「お客様を感動させる」という同じ目標に向かって同じ立場で活動しますから「一律料金」なのです。演奏家にランクをつける業者などもありますが、一流の演奏家にSもAもBもありません。音通堂は一緒に仕事をする演奏家全員が「S」だと思っています。これがもう一つの理由です。

音通堂が定義する「プロ」「一流」とは?

 

とは言っても「プロとは何か、一流とは何か」というものに答えがあるわけではありません。お金をもらって演奏すればプロかと言えばその限りではないし、有名だから一流というのも違います。なので言葉の定義は人それぞれですが、音通堂では「結果と責任を持つ演奏家」をプロとし、「いかなる状況にも対応して最大のパフォーマンスを出す演奏家」を一流としています。演奏が上手な人は沢山いますが、それだけではただの「オタク」です。音通堂はオタク演奏者に価値を感じません。客前で演奏するには「華」が必要です。俗に言う「持ってるヤツ」ですね。なので誰しもが努力すればプロになれるわけではないのです。選ばれた人だけがステージで感動を呼ぶパフォーマンスをすることができます。これは和楽器だけではなくて音楽業界全般に言えることだと思います。

 

プロだけど一流ではない演奏家、一流だけどプロではない演奏家、様々な人がいますが、音通堂の演奏家たちは全員が「一流のプロ」です。
そんな最先端の和楽器演奏を一度生で見れば、きっと虜になりますよ!

 

2016年09月23日

イベント・パーティの余興とアトラクションの違い

東京はずーっと雨ですね。湿気に弱い和楽器にとっては試練の日にちが続いています。
さて、今日はイベントやパーティーに使われる言葉の定義としまして「余興」と「アトラクション」について書かせて頂きます。

 

アトラクションと余興は「お客様の視線」で分ける

アトラクションはイベントの演出としてガッチリと組み込まれている時に使う言葉です。お客様に注目してもらい、イベントを意味付けるような役割があります。例えばセレモニーやパーティーのオープニングアクトとして、表彰などの区切りとして、乾杯発声の代わりとしてなどです。お客様の視線を集めてイベントの目玉として実施することが目的なのであまり多くの時間を使わず、しかしながら照明や背景など世界観を演出して行います。アトラクションにて実施する演奏やパフォーマンスは5分程度の場合が最も多いです。

 

一方、余興は会の演出とは別の枠組みで行います。お客様が来場された際のロビー演奏やお迎え演奏、パーティーの歓談の際のBGMとしてなど、お客様に注目させることが目的ではなく、お客様の会話やお酒とのひと時に華を添えるのが目的です。人数も2名程度が最も多く、あまりうるさくない程度の音量で演奏するので箏や尺八の演奏が好まれます。30分程度の演奏が主流ですが、15分の演奏を3回行ったり、2時間演奏し続けたりとパーティーの内容によって様々です。

余興とアトラクションの「ハイブリッド型」もある

 

お客様の歓談の時間を切り取ってステージを行うといったこともよくあります。特に和太鼓の演奏に多いこのスタイルは、イベントやパーティーの終了間際に行うことが多く、15分から20分程度お客様に楽しんで頂きます。パーティーやイベントの終了間際にスピーチや表彰などがある場合は、仕切り直しという意味でも大変重宝されています。

 

2016年09月13日

和太鼓と津軽三味線 圧巻のライブレポート

この間のコラムの和太鼓アトラクションの動画がアップされましたので、是非こちらからご覧ください。
http://on-tsu-do.com/past_performance/1799

 

そして先日11日は弊社提携ユニット「ひむかし」と「疾風」の合体ライブが亀有リオホールにてありました。
和太鼓4名と津軽三味線5名、合計9名によるコンサートでした。

技と技のぶつかり合い!迫力とアットホーム感の融合

構想から約半年を経て、ついに形となりました。スタッフ周りはややバタバタしましたが、お客様や支えて下さった皆様のおかげで事故なく終えることができました。
いやー、とてもすごい、そしてとても楽しいライブでしたよ!
今まで持っていたネタだけじゃなく、今回のために新しい楽曲や編成を組んだり、今までの楽曲をブラッシュアップしたりと幾重にも工夫を凝らすところなんかは、いかに演奏者達がお客様のことを考えて時間を積み重ねてきたかがよくわかるコンサートでした。
当たり前といえば当たり前なのですが、「お客様に感動を与えたい!」という強い気持ちを最後の最後まで伝えることはプロフェッショナルとしてとても大切なことだと思います。音通堂に名前を置く奏者達は全員がそんな「熱い」、とても素晴らしい人たちです。

 

今回は9名にて行いましたが、人数を調整すればホテルなどで行う企業イベントやパーティーのアトラクション、余興でも充分演奏可能です。
大切なパーティーで思い出に残る感動を体験してみませんか?

 

2016年09月08日

和太鼓 アトラクション ド迫力そして神業!

昨日9月7日はANAグループのミーティング&パーティにて余興の時間に弊社演奏者山田ケンタ、大多和正樹、古立ケンジの3名にて和太鼓のアトラクションを実施しました。

見よ!このド迫力セッティング!

とても3人で演奏する太鼓の量ではない(笑)。
搬入、搬出も汗だくで何かと大変でしたが、そこはお客様の笑顔と驚きを求めてこそ!
実際大変な好評価を頂き、結果的に清々しい汗となりました。

 

そして圧巻のパフォーマンスだったのですが、現在動画を鋭意編集中です。
アップが完了したらお知らせしますので、是非ご覧ください。

 

太鼓の量と料金の関係

 

太鼓の量が多くても費用は一律です。
ステージの広さやお客様が求めているものによって演目を変えますので、2つとして同じアトラクションはありません。
費用についてはHPの「料金の目安」をご参照ください。

 

 

 

 

2016年09月05日

優雅な秋のイベントに 琴(箏)と尺八でパーティーに華を

秋は各種パーティーがとても多い季節ですが、最近は外国からのお客様の増加が顕著で、幹事の方やホスト役の方はおもてなしのために「和」の要素を選択肢の一つとしています。

 

何と言ってもお酒に合う琴(箏)と尺八

料亭や割烹に食事に行くとうっすらと琴(箏)や尺八の音色が聞こえることがありますよね。
もうそれだけで雅な気持ちになれます。

 

何と言っても会話が弾む琴(箏)と尺八

 

音量や音質がお客様同士の会話を邪魔しないどころか引き立てますので、パーティーの最中の紹介や名刺交換すらも記憶に残りやすいというメリットがあります。さりげなく皆さんがご存知の歌謡曲や洋楽ヒットナンバーのカバーを演奏したりもします。

 

余興として、BGMとして

 

余興やアトラクションとしてじっくりお客様に聞いてもらうこともあれば、立食パーティーでは歓談の最中にBGMとして演奏することもあります。
また、和楽器を演奏する女性奏者の「着物姿」も外国人のお客様には人気で、演奏が終わってから写真撮影をすることもよくあります。
写真はのちの会話ツールとしてとても重要です。

 

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