2019年09月11日

いいホテル論③ ハイアットリージェンシー東京

新宿は都庁近くにあるハイアットリージェンシー東京は、今まで2〜3度イベントでお世話になったホテルです。
宿泊したことはないのですが、宿泊として利用される大多数の方にも参考になるような記事にしたいと思います。

ホテル激戦地「西新宿」

このハイアットリージェンシー東京のある西新宿エリアは「新宿副都心」とも呼ばれ、オフィスがたくさん入居している高層ビルに囲まれる形で様々なホテルがあります。国内鉄道会社系も外資系もごちゃまぜです。

 

そんな「都心感」あふれる地区なのですが、実は交通の便はあまりいいとは言えません。
このエリアの最寄り駅は都営大江戸線の「都庁前」駅なのですが、都営大江戸線はJRとの接点が少なく、特に外国人にはかなり難易度の高い路線です。

 

地方から来て電車移動する場合、また海外から来て電車で都内を移動する場合はやっぱりJRが便利かつわかりやすいです。
ハイアットリージェンシーの最寄りJR駅は新宿駅になるのですが、当ホテルからは10分以上歩きます。不便です。

 

ただ、不便を補ってあまりある程のメリットがこのハイアットリージェンシー東京にはあるのです!

 

「庶民の味方」にすぐアクセスできる

ハイアットリージェンシー東京自体は決して安価なビジネスホテルではありません。
東京の中でも高級ホテルの部類に入るでしょう。
ただ、各旅行会社のパックを利用して以外と安く泊まれたり、団体で来たらハイアットリージェンシーだった、といったこともあるかと思います。
普通の高級ホテルは、その周辺も高級感満載です。
例えば丸の内にある某高級ホテルは周辺にコンビニひとつありません。
洋服を買うには銀座へ行かなければならないなど、周辺は庶民に優しくありません。
しかしハイアットリージェンシー東京は、駅につながる地下道にコンビニがあり、ホテルから徒歩15秒です!
また、5分くらいJR新宿駅方面に歩けば、安い居酒屋やディスカウントショップ、ドラッグストア、家電量販店などなんでもあり、本当に便利で食事に困ることも一切ありません。
ラーメン屋だけで一体何軒あるんだ!?と思うくらいお店がたくさんあります。

 

演奏家に超絶優しい搬入経路

演奏者が車でハイアットリージェンシー東京に行く場合、入り口はちょっと(一方通行などで)難易度が高いですが、中に入って搬入口にたどり着けば、なんと建物に入った「そこ」がもう宴会場なのです。
太鼓や音響機材など重たいものを運搬する時の経路が短くて広いのは本当に助かります。

 

一番広い宴会場にはステージがあり、照明や音響も整っているためとてもいい環境で演奏やパフォーマンスが行えます。
この会場は300名程度の規模で懇親会をされる場合はとても丁度よい広さかなと思います。

 

おそろしく優秀なホテルスタッフさんたち

一流ホテルのスタッフさんたちが必ずしも皆一流ではないということは以前当コラムでも触れましたが、ここハイアットリージェンシー東京のスタッフさんに二流は一人もいません。
ホテル中を歩いている沢山のスタッフさんたちが、その日に行われるイベントの詳細を完璧に把握し、演奏者の控室などの細かい点に関しても誰に聞いても答えてくれます。

 

こちらが欲しい情報、欲しいもの、やりたいことなどを先回りして教えてくれたりケアしてくれたりします。
彼らは間違いなく第六感の持ち主です。

 

(多分)泊まっても満足できる

宴会場スタッフさんたちがここまで優秀なのですから、泊まって後悔することは絶対にないでしょう。
新宿界隈に宿泊や出張をご検討の方には満点星でこのハイアットリージェンシー東京をおすすめします!

 

2019年08月30日

訪日外国人(インバウンド)の団体さんは自由な時間が少ない

8月後半ということでだいぶ涼しくなって参りました。
さて、本日は訪日外国人の中でも団体でいらっしゃる方についてのお話です。

訪日外国人の団体さんってどんな人?

今年もいっぱい日本に訪れている外国の皆様ですが、旅行でいらっしゃる方は個人で訪日される方が増えている傾向にあるそうです。一昔前は団体バス2台が銀座の薬局の前に止まり、バスから一斉に大きなスーツケースを持った人たちが薬局を占拠して商品を買い占めるなんて光景を道すがらみかけたものですが、あれっていまだにあるんでしょうか?

 

とはいえ、「団体で日本に来る方たち」自体はもちろんいます。
それは、どちらかというと旅行目的ではなく、「ビジネス目的」であるというケースが多いということです。

 

ビジネスで日本に来る外国人

ビジネスやお仕事関連で日本に来る団体さんはたくさんいます。その目的も様々です。
例えば、日本で大きな医学会があるとか、日本に本社がある企業の海外支社の方が研修で来るとか、ビッグサイトでIT関連の展示会があるとか、そんな方たちです。

 

団体さんは忙しい

そんな団体さんたちは日本に滞在している間、とても忙しいのです。
指定されたホテルにて朝食を済ませたら、すぐに団体バスで国際展示場や会議室にいき、夕方まで缶詰でお仕事やセミナー、研修をされます。そして夕方それが終わったら今度は指定された会場に移動して懇親会や食事会やパーティーが行われます。
一通り食事を済ませれば21時を回ります。
そして団体バスで一斉にホテルに戻るのです。
中にはホテルについてから街へ繰り出す元気な方もいるでしょうが、次の日の朝のことを考えるとせいぜいホテルのラウンジで1杯飲み直して就寝、という方も多いでしょう。

 

せっかくはるばる日本に来たのにもったいないよね

アジア圏の方ならまだしも、ヨーロッパやアメリカ、アフリカ大陸から来られる方にとって日本は近い場所ではありません。
滞在中、この神秘の国ジパングの文化やエンタメに触れて思い出にして帰国してほしいじゃないですか。
しかし団体で来られる外国人の方たちは本当に忙しいのです。
アニメやゲームのグッズが好きなお医者さんもいるかもしれません。しかし中々アキバをぶらぶらする時間がない。
着物着たりお茶体験したり公道をコスプレカートしたい人もいるけど中々実現できない。

 

パーティーや懇親会に和楽器や和の文化体験を導入しよう!

なので、懇親会やパーティーの最中に三味線や箏の演奏を聞いてもらったり、太鼓演奏を体験してみたりっていうのは忙しい彼らにとって貴重な時間なのです(のはず!)。
音通堂はこの部分で外国人の団体さんに貢献したいです。
箏の演奏も始まりは宴会中の座敷で演奏されてましたし、太鼓は祭りのにぎやかしです。つまり懇親会やパーティーにはうってつけのコンテンツなのですよ!

 

旅行会社の方からのお問い合わせが最近は多い

多分団体さんのスケジュールやホテルを管理している旅行会社の方、国際学会やイベントを運営している企業の方も同じことを考えているはず。特に旅行会社の担当者様からは「懇親会で和のコンテンツを考えている」というお問い合わせを最近多く頂戴します。
もちろん音通堂はこれまでの膨大な経験をもとにお客様に合ったプランを提案させていただきますので、ぜひ引き続き懇親会やパーティーでの演出について和のコンテンツを導入することを考えてほしいなと思います。

 

 

 

2019年08月13日

パーティーでゲストをもてなしたい方へ 最適な方法を提案します

私達はパーティーにおいての演出や余興として和楽器演奏者の派遣をしたり、書道やプロジェクションマッピングのショーを企画運営したり、音響や照明などのテクニカルをサポートしていますが、一口に「パーティー」といっても様々な様式があり、もちろんクラブでテキーラをショット飲みした下着同然の金髪女性が「うぇーい!」と救急車のサイレンのように連呼するのも一種のパーティーですし、かたや偉い人の乾杯挨拶を20分も立ちながら聞かされ、そうこうしている間に自分の体温で温まり泡も炭酸もなくなってしまってただの黄色い液体へと変貌したビールを目をつぶって一気飲みするパーティーもあります。

 

私達は現場においては後者をよく目撃しますが、パーティーには「ビジネス目的のパーティー」というジャンルがあるんです。

ビジネス目的のパーティー

大きなパーティー、例えば世界中に支社のある日本企業が各地の成績優秀者を東京へ招いてシンポジウムやミーティング、表彰式を行ったあとに懇親会を行うパターンや、その逆で外資系企業の日本支社が本社のCEOなどをお招きしてミーティングやパーティーを行う場合があります。

 

はたまたIT関連の国際展示会や、医療関連の国際学会は日本の企業や病院がホストとなって会を取り仕切り、さらにはその後のパーティーの運営にも深く関わります。

 

地域の中小企業が行う新年会では地元の議員さんや大口取引先の役員さんをお招きして新年のご挨拶をします。

 

車のディーラーは全国の支店長とその奥様を招いて酒を酌み交わしながら年度の報告や他の支店長と交流を深めます。

 

これらはビジネスの現場で行われるパーティーというやつです。そしてこれらには共通点があります。

 

それは、「ホストが大切なお客様をもてなしている」ということです。

 

どうすればゲストが満足できるか考える

私達音通堂はこの「ホスト」の立場にある方から依頼を受けて和楽器演奏や余興、アトラクションの企画を出し、実施するのですが、この時点では音通堂のクライアントはこの「ホスト」となります。クライアントはゲストを満足させるために音通堂を選んで頂いたのですが、音通堂はクライアントを満足させるよりもまず「ゲスト」が満足するかどうかを第一に考えます。

 

つまり目の前のクライアントの意向よりも、結果的にゲストが満足するかどうかが大切なわけです。
まぁ当たり前ですよね。だってクライアントの目的はゲストを満足させることなのだから。

 

なので、クライアントがゲストを満足させるためにあれこれ考えたことがもしゲストの満足度を上げるものでないと音通堂が判断したときは、躊躇なく口答えします。だって私達はゲストを満足させるプロですから、まずはゲストを満足させ、ゲストの満足が最大の目的であるクライアントが結果的に満足するという算段です。

 

よくある「勘違い」なゲストおもてなし

私達はクライアントに口答えしますが、よくある例を少し紹介したいと思います。

 

・乾杯が終わったあとは皆で名刺交換など歓談の時間があるから景気よく和太鼓でBGMとして盛り上げてほしい
→何言ってるんですか。太鼓なんて叩いたらうるさくて名刺交換どころじゃないですよ!

 

・イギリスのVIPが来るから三味線でビートルズを演奏してほしい
→それとってもダサいですよ。ブラジル行ったらサンバ調のAKB48聞きたいですか?

 

・尺八が好きな先生が来るからステージで30分プロの独奏を聞かせて欲しい
→酒飲んでワイワイやっている所で尺八の独奏なんかしたら静まり返りますよ。しかも独奏を30分聞き続けるのはしんどすぎます。なんかの修行ですか?

 

・衣装に着替えてもらう場所がないので着替えた状態で会場に来て欲しい
→女性ならどうしてもと言うのならそうしますが、男性は着物に袴で外を歩くのはメチャクチャ恥ずかしい!街の人に大岡越前と勘違いされます。

 

音通堂が勘違いをしている場合もある

上記はほんの一例ですが、「いつもやっているから」と細部の確認を怠ってクライアントとの情報の共有や時間軸のすれ違いを起こした過去もあります。なのでこちらから一方的にあれこれ進めることはもちろんしません。

 

また、クライアントのアイディアのほうが素晴らしい成果を出すこともあります。

 

やはり大切なのはコミュニケーション!色々お話をしてお互いのパフォーマンスを最大化させ、大切なゲストが満足してくれるように努めていきたいと思います。

2019年07月17日

ホテル論② メールでわかる宴会場選びのコツ

前回に引き続き、これまで訪れたホテルの中で皆様におすすめしたい場所を紹介しつつ、私独自のホテルへの観点や皆様に注目してほしいことを散りばめながら紹介していこうと思います。


ホテル選定のヒント:連絡の往復と信頼関係

イベント、懇親会など何かホテルを使ったことを計画している時点で一番最初に行うことはもちろん「会場選び」だと思います。

 

こちらの人数が収容できる丁度いい規模か、電車や車からの動線はどうか、料理のボリュームが予算に合っているか、やりたいと思っている余興やアトラクションを行える環境にあるか、、など、色々と選定条件はありますよね。

 

これらは案件ごとに異なるので、「絶対にここを選べ!」ということは出来ませんが、おそらく殆どの方が複数のホテル宴会場から条件や見積もりを取って最終的に選定していると思います。

 

その際、宴会担当者とのやりとりが発生してくるかと思いますが、ここで注目すべき箇所がひとつ。

 

山田の格言2:メール連絡の時はCCを見よ!

 

です!


CCに隠されたホテルの体質

相手方のホテルと連絡を取っているうち、担当者からのメールに複数のCCがついている場合があると思います。
このCC、一見すると自分の担当者以外面識がない方が載っているかと思いますが、このCCの羅列が相手方にとって横のつながりなのか、縦のつながりなのかが後々大きな意味を持っていきます。

 

横関係のCCのみがついている場合はチームであなたの作業にあたっていることを意味し、縦関係のCCがついている場合は担当者個人が取り仕切っている場合が多いです。あくまで一般論として。

 

この場合、圧倒的に信頼できるのは、実は「縦関係のCC」といえます。

 

それはなぜか。ホテルの常設設備やメニュー関連の資料を集めているうち、横つながりのチームでは絶対に決裁できない事柄や、別の専門スタッフに回答を委ねないと判断できない事案が発生したときのリアクションが「縦関係のCC」のほうが圧倒的に早いからです。

 

もちろん、横関係のCCの場合でも既にどんなお客様の要望にも答えられるように準備した上で組織しているので心配ない、リアクションも早いという事例もあるでしょう。しかしそれは私の経験では少数派です。

 

また、横関係のチーム相手にメールや相談をする場合はタイミングによって担当者がコロコロ変わることがとても多いです。
しかもチームで情報が共有されてなかったりします。これはホントにあるあるです。

 

自分の担当者に対して同じメールや資料を決済権のある「縦関係の人」が見ているほうがリアクションが早いです。
ホテル側はお客様から予約を取り付けるために、いかに迅速なやりとりをする必要があるかを知っている必要がありますし、それが出来ているホテルを客は選ぶと思います。

 

何故ならイベント実施当日でさえこの「ホテル側の組織編成」はあらゆる項目に影響を及ぼすからです。

 

そんな中、窓口担当を1名に集約させて結果を出しているホテルがあります。それがこちら。


いいホテル②:八芳園

八芳園は宿泊設備がないのでホテルではなく、結婚式場、宴会場として利用することができます。
なので「いいホテル」と書くと語弊があるかもしれませんが、宴会場を運営しているという点でここでは無理やり広義の「ホテル」として定義します。

 

さてこの八芳園、我々音通堂は過去何度お世話になったことか、覚えてないほどよく訪れます。
近所に引っ越そうかとも考えたほどです。
なので施設、設備の細かいところまで熟知しています。


担当者が一人の八芳園

八芳園と連絡を取るとき、基本的に宴会担当者の方は一人です。
全ての窓口を一人でこなすんですね。

 

え、そんなの無理でしょ?と思いがちですが、八芳園の場合はシステムが素晴らしいのです。

 

お客さんと直接やりとりするのは1人でも、バックには様々なチームが連携して動いています。
なので、担当の方が知りえない情報を客側が欲しがったとしてもリプライが驚くほど早いのです。
以前私が担当者の方へ連絡してプロにしかわからない音響設備の確認を取ったのですが、「担当と確認します」と言われ電話を切った30分後にはこちらの欲しい情報が資料付きでメールで送られてくるなど、びっくり仰天の対応を受けた経験があります。
時は金なり!
こういうときはスピードが結果に直結します。
そして相手への信頼感にもつながってきますよね。


百戦錬磨の経験

上述したとおり、八芳園は結婚式や宴会場運営が主な業態ですので、こと宴会の運営に関してはスーパープロフェッショナルです。
お客さんがこんな質問したいんじゃないか、みたいなよくある懸案事項については先回りしてしっかりと対応してくれます。
さすが「都内三大宴会場」と言われるだけあります。
八芳園はもちろんサービスの的確さやスピードに関して他の2大宴会場を凌駕しています。

 

宴会担当にはめずらしく、八芳園では女性の担当者が多く活躍されています。
どなたも比較的若いにもかかわらずとにかくいい仕事してくれますよ!


豪華な価格設定に躊躇しがちだが。。。

言うまでもなく八芳園は都内一流の宴会場です。
一流なだけに、会場費、料理、備品類にかかる予算もやはり一流クラスです。

 

しかしながら、ここだけの話、八芳園より高いにも拘わらず設備や料理が二流の所なんてたくさんあります。
特に料理の差はわかりやすいですよね。八芳園で出される料理はとびきりおいしいです(ちょっとしか食べたことないですが)。

 

東京近郊には、ただ歴史があるとか、ただ名前が広く知られているからというところに胡座をかいて殿様商売をしている所もあったりします。この金額払ってるんだからこのくらいのサービスは当然だ!と思う方もいるかもしれませんが、当然のことをしっかりと出来るって意外と少なかったりします。あくまで経験則ですが。。

 

2019年07月16日

ホテル論①「いいホテル」「悪いホテル」その条件とは

音楽や和楽器、イベントや余興などとは少し違ったジャンルの話になりますが、皆様のお役に立てるような内容かもしれないということで、今後何回かは「ホテル」の話をしようと思います。
主に東京圏のホテルの話になりますが、出張や旅行で東京に滞在する予定の方も、是非楽しんで見て頂ければと思います。

私は年間50以上のホテルを訪問し、それを8年間続けています

音通堂が受注するイベントや余興での和楽器演奏の殆どはホテルの宴会場で行われます。
宿泊での利用がメインのお客様にはあまりピンとこないかもしれませんが、大きなホテルには大抵宴会場があり、そこでイベントや懇親会などが行われます。

 

この「ホテル宴会場」を我々は主戦場にしていますが、8年も様々なホテルに通っていると、ホテルごとの風潮というか、文化というか、裏の顔というか、そういったものがよくわかるようになってきました。
それらの経験から、「このホテルは最高だった!」というものを皆さんと共有したいと思いました。
せっかく利用するなら少しでも「いいホテル」を利用して頂き、滞在の質を上げてほしいじゃないですか。


いいホテルの定義

ここでは、いいホテルの定義は「従業員の方たちのサービス」と「設備の充実度」の2つを以って「いいホテル」とします。
部屋や食事などの滞在に関する項目は除外します。なぜなら我々は年間50件のホテルに行くにも関わらず、宿泊することはないからです。(40-50分で家に帰れてしまう)

 

なので宿泊関連の事(部屋とかベッドとか)はわかりませんので除外します。
あくまで、サービスと設備つまりは、言い換えれば「人とシステム」がいいホテルの条件として影響してると思います。

 

早速、実例を持ってきましたので、様々な論点も時折説明しつつ紹介していこうと思います。


いいホテル①「第一ホテル東京」

公式HP:https://www.hankyu-hotel.com/hotel/dh/dhtokyo/

 

阪急阪神第一ホテルグループが経営する、新橋駅徒歩2分の場所にあるホテルです。
都内近郊も含めて6つくらいあるのですが、今回は新橋にある第一ホテルのお話。

 

音通堂では箏演奏をメインに2-3回お世話になっております。

 

インターネットによると安いタイミングであれば16,000くらいから宿泊できるようです。まぁ、超高級ホテルほど高くはないものの、格安ホテルではないです。
ただ、こちらのサービスは5つ星ホテルをも凌ぐ超一級品なのです!

 

まずは、ロビーや廊下、エレベーターホールなどに配置されている従業員の方の数が他のホテルより明らかに多いです。
そして彼らはお客様がロビーに入るなりすぐに声をかけ案内してくれます。
そしていつもニコニコしていてアットホームな感じがします(ホテルによってはめっちゃギスギスしている所もある)。

 

そんな第一ホテル東京ですが、ここで音通堂の私山田が皆に覚えてほしい格言を紹介します。

 

山田の格言その1:ホテルの質の全てはベルボーイを見ればわかる!

 

です!


ベルボーイはホテルの顔

ベルボーイとは、ホテルの正面入口で車で来たりタクシーで来たり、歩いてきたりしたときにドア前に立って車を誘導したり駐車サービスをしてくれる人のことです。ベルボーイと書きましたが、女性もいます。

 

このベルボーイ!ホテルによって全然質が違うんです。これほんとに。
では、質が高いベルボーイというのはどういったベルボーイなのか。

 

本来ベルボーイというのはホテルの花形の仕事ではありません。まだ入社して間もない年齢の人がいたり、研修中と思われる外国人の方が従事されていることもあります。殆どのお客さんは彼らベルボーイの愛らしい笑顔の挨拶を無視してホテルに入っていくことでしょう。夏は暑い、冬は寒い、雨にはあたる、虫には食われる、なかなか過酷な現場ですね。

 

しかし「ベルボーイはお客さんが一番最初に出会うホテルスタッフ」だということをしっかりと把握して、意識高く仕事に励んでいる、またはそういった教育システムが完備されているホテルもあり、今回紹介している第一ホテル東京はまさにそんなホテルだと思います。

 

ベルボーイが素晴らしいといっても、はて何処が素晴らしいのか。これには私が独自に設定したレベルがあります。

 

まず、ベルボーイとしての仕事が出来るというのは最低限のミッションなので、これはレベリングの対象外とします。そのうえで優れたベルボーイを判断するには以下。

 

Level
1:屈託のない笑顔とホスピタリティ精神で爽やかに迎え入れてくれる。客の困ったこと(重い荷物の運搬や近隣の道案内)に経験と知識をフル活用して対応してくれる人。

 

Level
2:その日館内のどこでどのようなイベントが行われているかを全て把握、事前に提出された車のナンバーなどを元に迅速に館内の目的地まで案内してくれるスーパーベルボーイ。

 

Level 3:ベルボーイとしての尊厳とオーラを纏った、ロータリーで一人輝いている人、もはや神。

 

初めて第一ホテル東京にお邪魔したときは、ちょっとした小さい音響機材を持って館内に入ろうとしたときに、(恐らく神レベルの)ベルボーイが「音通堂様ですか?」と聞いてきて、そうですと答えるとその日開催されるイベント会場まで案内してくれました。
これは神がかってすごいことです!
今日のとあるイベントに業者として音通堂という会社の人が来る、その人は少量の音響機材を持ってくるということを宴会担当者の職員の方と密な連携がされている。私は一気にこのホテルのファンになりました。両親が上京してきた時には絶対勧めようと思いました。

 

サービスの質はシステムで構築する

私たちがとあるホテルに入れば「今日はどちらの御用ですか?」と聞かれるのが普通です。
大きい楽器や機材を背負ってたら怪訝な顔つきでロビーの端っこに行かせようとする案内係の人もよくいます。
音通堂の名前も「音響堂」とか「普通堂」とか間違って連呼されることも1度や2度ではありません(すみませんね覚えにくくて)。

 

思うに、ホテルマンは接客のプロですから、感じの悪い人に出会うことなんてそうそうありません。
ただ、本当に質のいいサービスというのは、感じのいいホテルマン個人のちからによるものではなく、連携や共有を主体としたシステム構築が結果につながっていると思います。

 

デイビッドアトキンソン氏の著書にも「おもてなしとは感情ではなくシステムであるべき」と書いています。本当そのとおりだと思います。

 

第一ホテル東京では、宴会担当者を中心としてその宴会場以外のチーム、フロント周りやベルボーイに至るまでもしっかりとブリーフィングによって情報共有し、最大限のサービスを実践するというシステムが出来上がっていると思いました。

 

また、ここでは多くは書きませんが、当日利用させて頂いた余興の準備に関しましても本当によく手助けを頂き、私達業者といい仕事をするその向こう側にお客様の満足度を上げるという最終ゴールをしっかりと見据えているのだなと、いたく関心しました。

 

仕事柄旅行業界関係者には多くのつながりがあるので、おこがましくも当ホテルの素晴らしさについては宣伝していこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

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